【山形】神町駐6施大(大隊長・初澤2陸佐)は3月23日から27日の間、同駐東訓練場と最上川渡河訓練場で「初級・上級施設特技検定」を実施した。施設特技保有者(基本施設・中級施設)に対して施設特技(初級施設・上級施設)の練成を図った上で、その練度を評価・判定し特技を付与するのを目的に毎年実施。隊員59人が受験した。
初級施設検定は48人が受験。結び綱、鉄線による高所での連結作業、渡河ボートを使用した櫓(ろ)による三角漕法、地雷の探知と除去、模擬の爆薬を使用した起爆準備などに臨んだ。一方、上級施設検定は11人が受験。爆破基礎作業の教育法や屋根型鉄条網構築における作業指揮、軽門橋(3舟4導板)組立作業指揮の科目に挑んだ。
受検者は日ごろの練成成果を発揮。その結果、全員が合格し、初級・上級施設の特技をそれぞれ取得した。
6施大は「大隊は自信と誇りを持った施設科のプロ集団として、現状に満足することなく、さらなる施設技術の向上を目指していく」としている。
◆関連リンク
陸上自衛隊 第6師団 - 第6施設大隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit/6e.html
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html