【広島】海田市駐47普連(連隊長・佐藤1陸佐)は3月16日、初級幹部任官行事を実施した。烏田慎也、靏林友尋、和田健一の各3陸尉の幹部任官を祝福するとともに、初級幹部としての重責を自覚させるのが目的。
任官者は3キロ武装走の後、装備変換して第2課題の格闘訓練を10本実施。最後に連隊全員の前で幹部自衛官としての服務宣誓を行った。
3人はともに重迫撃砲中隊所属で切磋琢磨し合い、高い志から同時期に部内幹候生に志願した。今回の行事は、全勤務員を重迫撃砲中隊が担任。任官者たちは終始、先輩隊員からの叱咤激励を受けながら全身全霊で任務を完遂した。
行事の最後、佐藤連隊長から真新しい階級章を授与された3人は、壇上から全隊員に対し決意を表明。初級幹部としての一歩を踏み出した。
海田市駐広報班は「今後、3人は気持ちを新たに、それぞれの中隊で部隊団結の核心となるべく任務に邁進(まいしん)していく」としている。