陸自第4師団(師団長・沖邑陸将)は、8月11日から14日の間、佐多射撃場で対空射撃訓練を行った。

 年1度の実弾を使用した訓練で、戦える部隊としての練度向上を図るのが目的。41普連長が担任官、4中隊長が実射訓練部隊指揮官となり、射撃実施部隊として4師団隷下部隊や西方直轄部隊から約110人が参加した。

 訓練は姿勢点検、横や斜めに移動する標的機に対する射撃など段階的な練度向上に着意して実施。

 隊員は飛来する敵機を想定し、低速標的機(RCAT)と小型模型標的機(RCMAT)に対し約15,000発の射撃を行った。

 41普連の吉田3陸曹は「佐多射撃場での射撃は初めてなので、飛行する標的機を追って射撃するのはとても難しかった。重機関銃は非常に重く、扱うのが大変だった。次回の射撃訓練では、もっと精度の高い射撃ができるようにしたい」と話した。


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