空自美保基地(司令・北村1空佐)は9月29日、開庁60周年を記念し、初めてC2輸送機を使用した体験搭乗を実施した。若者や自治体関係者、抽選で選ばれた地域住民ら約560人が乗り込んだ。

 参加者は格納庫で美保基地の概要や輸送機の説明を聞いた後、輸送機に搭乗。鳥取県米子市上空からの眺めや中国地方最高峰の大山などの景色を約20分間にわたり楽しんだ。

 参加者は、防除氷車や機動衛星ユニットなども見学。基地広報担当者らの分かり易い説明を聞くとともに、多くの質問をし、空自の任務や活動などについて理解を深めていた。

 美保基地広報担当者は「厳しい募集環境を打破するため、市民に空自の役割や活動について理解を深めてもらえるよう、引き続き広報業務にまい進していく」としている。


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