滋賀地本(本部長・大津1陸佐)は10月14日、空自饗庭野(あいばの)分屯基地で開催された「2018基地祭」にブースを設けて募集を広報した。約1000人の地域住民らが訪れた。

 イベントで高射部隊が訓練を展示するとともに、装備品展示を行った。暗視装置体験や饗庭野分屯基地オリジナル空上げ(唐揚げ)の試食なども人気となった。

 地本広報官はブースで来場者に自衛隊の活動のほか、自衛官のやりがいや魅力について丁寧に説明し、募集をPRした。自衛隊家族会会員や自衛官募集相談員、地本オリジナルキャラクター「空(そら)ぽん」も訪れ、広報に一役買った。

 見学ツアーに参加した募集対象の若者たちは普段見ることのできない各種装備品や警備犬の訓練などに興味を示し、隊員の分かり易い説明に聞き入っていた。

 若者の一人は「空自に入隊したら、まずどのようなことを学ぶのか」などと質問し、空自隊員の仕事について興味を示していた。

 滋賀地本は「今後も県内の部隊などと連携強化を図り、現場の部隊と一体となって募集基盤を強化し、より効果的な募集業務を推進していく」としている。


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