大津駐(司令・國友1陸佐)は10月7日、湖国三大祭の一つで国指定重要無形民俗文化財に指定されている「大津祭」に、13基ある曳山の一つ「石橋山」の曳き手として参加した。

 同駐は地域との交流を図るため昭和50年から祭りを支援。109教大などの隊員21人が参加、祭りは14万人で賑わった。

 隊員たちは、地域の子供たちが奏でる「コンコンチキチン」のお囃子に合わせ、曳山を曳き市内を練り歩いた。

 巡行中、地元で所望(しょうもん)と呼ばれる地点に差し掛かると曳山に備えられた「からくり」が披露され、沿道の観衆から大きな拍手が送られた。

 大津駐広報班は「今後も大津祭に参加し、地域住民に自衛隊をアピールしていく」としている。


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