相馬原駐48普連(連隊長・髙根1陸佐)は2月8日、相馬原演習場で群馬県警と共同訓練を行った。2中隊を基幹とする48人(即応予備自30人を含む)が参加した。
隊員らは治安出動命令の下令状況を想定し、緊急部隊輸送と共同調整所との連携を訓練した。
48普連隊員は警察車両の先導の下、車両行進隊形を保持。双方の連絡員を互いの車両に乗せ、情報共有しながら共同調整所との連携を図り、安全に考慮し迅速に部隊集結位置まで前進した。検問と不測事態対処の要領も訓練し、互いの強みを確認し合った。
自衛隊側統裁官の副連隊長、猪瀨2陸佐は「双方の組織の違いを理解し、互いの能力を補完することがいかに重要であるかを認識できた。これからも相互理解を深め、実効性のある共同訓練を実施して連携を保持していく」と話した。
48普連は「訓練で得た成果を基に、今後も訓練練度の向上を図り、警察との連携を強化していく」としている。
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