香川地本(本部長・河合1陸佐)は、2月12、13日の両日、高松港に寄港した海自掃海艇「やくしま」の支援を受け特別公開を行い、募集を広報するとともに、艇長の武内3海佐の帰郷広報に協力した。
初日、武内3佐は母校の大手前丸亀高校を訪問。教諭や1、2年の生徒に防大での生活や海自での経験を紹介し、生徒の「体力に自信がないが自衛官になれるか」などの質問にも丁寧に答えた。
その後、募集対象者15人に対し、やくしまの特別公開を実施。若者は、乗員から掃海艇の任務や機能について説明を受け海自理解を深めるとともに、佐世保地区で人気の「やくしま特製カレー」に舌鼓を打った。普段接することが少ない海上自衛官の制服姿を見て、憧れを抱く若者や「毎週金曜日のカレーがこんなに美味しいのであれば海自に入りたい」と話す若者もいた。
翌日は香川県防衛協会青年部の会員を対象に特別公開。若い企業主らに自衛隊への理解を深めてもらった。
香川地本は「厳しい募集環境の荒波に立ち向うため、これからも県出身隊員や様々な部隊の協力を得て市民の自衛隊への理解促進を図っていく」としている。
◆関連リンク
自衛隊 香川地方協力本部
http://www.mod.go.jp/pco/kagawa/
海上自衛隊 掃海艇「ひらしま」型
http://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/msc/hirashima/