朝霞駐業務隊(隊長・毛利1陸佐)は3月18日、平成30年度から庁内託児所「Jキッズガーデン朝霞」の運営を委託している社会福祉法人桑の実会と緊急登庁支援への協力に関する協定を締結した。

 協定は大規模災害時に業務隊や中央、東方両陸自音楽隊が開設・運営する「子供の面倒を見る施設」に桑の実会から保育士を派遣してもらい、より安全・確実な運営を行うのが目的。東部方面管内で初めて。

 協定締結に先立ち、3月13、14日の両日、施設の開設・運営訓練を実施。参加した隊員22人は、桑の実会の保育士4人の協力を得て子供15人を預かり、面倒を見るための要領などの向上を図るとともに、協定内容を検証した。

 また業務隊は子供を登録している隊員に対し説明会や訓練状況の見学会で、協定について理解促進を図った。子供を預けた隊員からは「安心して預けることができる」との話があった。

 朝霞駐業厚生科長は「現在、約180人から子供を預けたいとの要望があるので、保育士による協力を得られることは何よりも心強い。今後、協定を有効活用し、強固な支援態勢を確立していく」としている。


◆関連リンク
陸上自衛隊 東部方面隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/

社会福祉法人 桑の実会 「Jキッズガーデン朝霞」
http://www.kuwanomi.or.jp/20180604164843