滝ヶ原駐(司令・中嶋1陸佐)は4月14日、創立45周年記念行事を歴代司令や自治体関係者、同駐協力団体会員、米海兵隊キャンプ富士の副司令官らの参加を得て行った。市民ら約4500人が訪れた。

 式典に先立ち、中嶋司令が同駐の発展や防衛基盤の醸成に貢献した11人に感謝状を贈呈した。

 司令は式辞で、日本を取り巻く厳しい安全保環境や大規模災害への備えの必要性について言及した上で、「創設以来大切にしてきた地域との絆、日米の絆、隊員同士の絆を大切にして自己の職務と国民の期待を深く認識し、任務を完遂する」と述べた。

 観閲では隊員約450人、車両約80両が行進し、また飛行教導隊(明野駐)ヘリコプター3機が飛行。飛行展示では災害派遣現場での救助活動を想定し、女性隊員初の対戦車ヘリパイロットとなった半浴仁美3陸佐が多用途ヘリUH1Jの機長を務め、女性隊員4人がリペリング降下で現場へ急行する訓練を展示した。また地上、航空両部隊による諸職種協同の陣地攻撃、災害派遣の訓練も展示した。

 御殿場市に住む30代の女性は「富士山が噴火した場合、被害が相当出ると思うので心配だけど、自衛隊が訓練を積み重ねてくれていて頼もしい」と話していた。

 イベント会場では、滝ヶ原雲海、松本アルプス、修武太鼓の合同演奏のほか、90式戦車などの体験搭乗、陸自と米海兵隊の装備品展示、富士学校音楽隊の青空コンサートなども行われ、来場者を喜ばせた。

 広報班は「多くの団体や部隊の支援と協力により行事を執り行い、市民と自衛隊の交流を深めることができた」としている。


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陸上自衛隊 滝ヶ原駐屯地
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