【兵庫】陸自3師団(師団長・田中陸将)は5月12日、千僧駐で3師団創立58周年・千僧駐創設68周年記念行事を行った。テーマは「飛躍~地域と共に58年~」。地域住民ら約1万5000人が訪れた。

 田中陸将は式辞で「昨年の大阪北部地震や西日本豪雨の大規模災害に対応できたのは、部隊が我が国の防衛という本来の使命を忘れることなく、即応態勢を維持してきた成果である」と強調。その上で「引き続き今日に即動し、明日に備える中部方面隊の基幹部隊の一つとして、隊員諸官と共に自己の職責を全うし、揺ぎない信念を持って使命を果たしていく所存だ。師団は常に国民・地域社会と共にある」と述べた。

 観閲行進には師団地区内14個部隊などの隊員約800人、車両約130両、航空機5機が参加。戦闘訓練展示では戦車や迫撃砲が空包射撃を披露し、観衆に自衛隊の精強をアピールした。一方、音楽演奏や太鼓演舞、装備品展示、戦車試乗、レンジャー体験なども行い、地域住民を楽しませた。


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陸上自衛隊 第3師団
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