えびの駐(司令・中川1陸佐)は、5月25、26日の両日、創立38周年記念行事を行った。

 行事は2部構成。1部では16式機動戦闘車や96式装輪装甲車などを展示したほか、陸自8音楽隊のミニコンサートや宮崎地本キャラクターの「日向(ひなた)」が会場を盛り上げた。えびの市飯野地区県道での市中パレードで予備自衛官や自候生教育隊の新隊員の徒歩行進に引き続き、車両47両、隊員約300人が行進。沿道を埋め尽くした約1100人の観衆に自衛隊の威容を示した。

 2部は記念式典。国会議員らの来賓や地域住民約2000人が見守る中、観閲式、観閲行進を行い、自衛隊の精強さをアピール。8音の演奏や自候生による基本教練、実戦さながらの模擬戦闘訓練も披露した。16式機動戦闘車と火砲(FH70)5門による空砲射撃の大音響に観覧席から大きな歓声が上がった。

 広報班は「記念行事を通じて地域住民の自衛隊理解とさらなる信頼を得るとともに、防衛基盤の充実を図ることができた」としている。


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