岩手地本(本部長・西本1陸佐)は、6月1、2日の両日、釜石港公共ふ頭で秋田駐21普連の協力を得て海自特務艇「はしだて」の艦艇公開を支援するとともに、広報ブースを設けて自衛隊をPRした。特務艇公開は、三陸地域の総合的な防災復興行事「三陸防災復興プロジェクト2019」事業の一環で、「三陸防災復興展示会」として行われた。約1500人が訪れた。

 特務艇では、災害派遣で使用される医療支援機能設備や来賓接遇などを紹介する写真を展示。来艇者が興味を示しながら見学していた。埠頭では、秋田駐人命救助システムや装備品を展示した。地本広報官がブースで自衛隊や防大などに興味を示す若者らに募集を説明すると、熱心に聞き入っていた。

 岩手地本は「今後も若者の入隊希望への足がかりとなる艦艇公開を支援していく」としている。


◆関連リンク
自衛隊 岩手地方協力本部
http://www.mod.go.jp/pco/iwate/

海上自衛隊 特務艇「はしだて」型
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/asy/hashidate/

陸上自衛隊 秋田駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/akitasta/