北富士駐1特科隊(隊長・林1陸佐)は、6月22日から29日の間、福島県の白河布引山演習場で野戦特科部隊などの機動展開・射撃訓練を行うとともに、2・3中隊に対する訓練検閲を実施した。

 統裁官の林隊長は(1)全員で任務完遂せよ(2)基本・基礎の確行(3)管理の万全―を要望し、「中隊長を核心として一致団結、全員で任務に邁進(まいしん)せよ」と要望した。

 機動展開訓練では、先行班が22日、火砲梯隊を含む主力が23日から北富士駐をそれぞれ出発。演習場までの約300キロの部隊機動や休止点への誘導、機動間の通信手段の確保要領について命令・指示に基づいて演練し、部隊機動展開能力の向上を図った。

 24日、中隊検閲の編成完結式の後、各中隊長が隊員の装備品や装着要領、任務や敵想定の理解度、車両の積載物・積載要領などのほか、統裁部による敵航空攻撃を想定した応急時の防護マスク装面要領などを点検。隊員たちは自分のほか車両に大量の野草をまとい、輪郭線を不鮮明にして隠掩蔽(いんえんぺい)を行った。強雨で泥濘地と化した陣地に火砲を据え付ける際には迅速・安全な射撃準備に努めた。統裁部は敵の砲弾落下による陣地変換などの状況を付与し、各中隊はその対処に錬成成果を発揮した。

 実射検閲で隊員たちは、弾着区域が狭い白河布引山演習場の特性を十分理解し、迅速かつ正確な射撃を行った。


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北富士駐屯地のご紹介|自衛隊山梨地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/yamanashi/kitafuji.html