久留米駐(司令・古庄1陸佐)は、8月4、5日の両日、第48回「水の祭典久留米まつり」に隊員約100人を参加させ、自衛隊をPRした。西方混成団が同駐に移駐後、初めての参加。

 祭りは市の伝統行事で、市民挙げてのサマーフェスティバルとして久留米市中心部が祭り一色に染まる。久留米駐は昭和55年の第9回から久留米有馬藩に由来する五十騎槍武者行列を、昭和62年の第16回から高良山の高牟礼神に由来する高牟礼祝山車(たかむれいわいだし)を行って協力している。

 初日のオープニングセレモニーで、西方特科連隊4大隊や空自高良台分屯基地の隊員が高牟礼祝山車の勇壮な演技で先陣を切り、パレードが開始された。また3年ぶりに4高射特科大隊などの隊員が十騎槍武者行列も披露した。また隊員は、重レッカーによる横断幕の懸垂や中高吹奏楽部の楽器を輸送し、祭りに協力。駐屯地太鼓部の久留米一心太鼓が演舞を披露し、イベントを盛り上げた。翌日、筑後川花火大会で通信支援を行い、大会運営に協力した。

 広報班は「これからも地域との交流を深め、『地域に信頼される駐屯地』を目指す」としている。


◆関連リンク
陸上自衛隊 久留米駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/kurume/

航空自衛隊 高良台分屯基地
https://www.mod.go.jp/asdf/kouradai/