高田駐(司令・庭田1陸佐)は8月25日、上越市の第94回謙信公祭の出陣行列に隊員を参加させるとともに、参加者の人員輸送を支援し自衛隊をアピールした。祭りは、戦国時代の名将、上杉謙信公の武勇と遺徳を讃えるために行われ、出陣行列や川中島合戦の再現が披露された。

 輸送支援では、隊員たちが自衛隊の大型トラックに甲冑や着物などをまとった参加者を乗車させ、目的地まで送り届けた。出陣行列には隊員56人が参加。直江兼続役を岩島3尉(5施群)、上杉景虎役を新隊員の市川2士(5施教)、色部勝長役を丸山3曹(2普連)、本庄繁長役を亀井曹長(同)が務めて堂々の行進を披露すると、沿道に詰めかけた観衆から拍手を浴びた。

 川中島合戦の再現では、亀井曹長ら20人が上杉謙信公の「義」の心を継承する威風堂々の立ち回りを演じ、自衛隊をアピールするとともに祭りを盛り上げた。


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