都城駐43普連(連隊長・中尾1陸佐)は12月18日、同駐で武道競技会と炊事競技会を実施した。統裁官の中尾連隊長は「勝ちにこだわれ」と要望するとともに、「徹底的に勝負し、誇りと名誉をかけて実力を発揮せよ」と訓示した。

 武道競技会は銃剣道を種目とし、各中隊が精鋭13人を選出。総当り戦で、勝利数によって順位を決定した。試合は3分間2本先取で行われ、重迫中隊が全勝で優勝した。観戦者からは「白熱した試合ばかりで、自然と応援に力が入った」との声が聞かれた。

 炊事競技会は、各中隊が6人を選出。カレーライス、汁物、サラダを4時間以内に料理して配食するまでを競い合った。審査は協力団体などの18人が行い、味や盛り付けなどを基準に判断。本部管理中隊が優勝に輝いた。審査員は「各中隊のカラーが出て、いろいろな味が楽しめた」「炊事技能レベルが高く、とてもおいしかった」と総括した。


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陸上自衛隊 第8師団 - 第43普通科連隊
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