板妻駐34普連(連隊長・深田1陸佐)は11月25日、同駐体育館で第41期部隊集合教育「レンジャー」の帰還式を実施した。教育は9月6日から始まり、34普連のほか、1師団隷下各部隊から選抜された隊員29人が約2カ月半の過酷な訓練を耐え抜いた。

 家族や各部隊の隊員が出迎える中、最終想定を終えた学生たちが「レンジャー」と発声しながら駆け足で入場し、連隊長に帰還を報告。教育隊長が状況終了を宣言した。

 連隊長は新たな精鋭一人ひとりに光り輝くレンジャー徽章(きしょう)を授与するとともに、「気力・体力の限界を乗り越え、任務を完遂した諸官らに対して敬意を表する。今後は、レンジャー隊員の一員としての誇りと覚悟をもって新たな任務に向かって邁進(まいしん)するよう期待する」と訓示した。

 式後、家族から花束が贈られ、多くのねぎらいの言葉が掛けられると、レンジャー隊員たちは久しぶりに笑顔を見せていた。


◆関連リンク
陸上自衛隊 第1師団:第34普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/unit/34i.html

「第41期レンジャー訓練中」記事:防衛日報デジタル(2019年11月27日)
https://n.j-news.net/2019/11/27/3512/