陸自15旅団(旅団長・中村陸将補)は11月23、24の両日、那覇駐で15旅団創隊9周年・那覇駐創立47周年記念行事を開催した。今年のテーマは「美ら島の護り15旅団~新たな時代の幕開け~」。市民ら約7500人が来場した。

 23日は、旅団の前身である1混成団創隊以来の殉職隊員に対する追悼式を行った。

 24日は、感謝状贈呈式の後、記念式典に移り、観閲官の中村旅団長が「南西域の防衛・警備を担任する部隊として日々の訓練に励み、海・空自や在沖米軍との連携を密にして、南西域における抑止力の要としての役割を果たすとともに、災害派遣のみならず、国家や国民・県民が危機に直面した際、速やかに旅団の能力を発揮して任務を完遂できるよう、日々努力する所存である」と式辞を述べた。

 続いて観閲行進、エイサー隊・ラッパ隊・音楽隊によるアトラクションが繰り広げられた。そのほか、今回初となる格闘展示、例年大人気の訓練展示、15旅団が装備しているヘリコプターや装甲車への体験試乗、日米の装備品展示など多彩なイベントが行われ、子供から大人まで幅広い年代を楽しませた。

 今回、沖縄県隊友会や沖縄地本が祝賀行進に参加。祝賀飛行には海・空自部隊、観閲行進と訓練展示には米海兵隊3海兵師団も参加し、陸海空自の連携とともに、日米の絆の深さを市民らにアピールした。


◆関連リンク
陸上自衛隊 第15旅団
https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/

自衛隊 沖縄地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/okinawa/okinawa1/honbucho.html

在日米海兵隊
第3海兵師団
https://www.japan.marines.mil/Units/3DIV/