陸自7師団(師団長・前田陸将)は12月9日から13日の間、北海道大演習場島松地区で総合戦闘射撃訓練を実施した。
11普連と73戦連を基幹部隊とする増強戦車連隊の各級指揮官の戦闘指揮能力の向上、諸職種協同の火力を組織化し得る能力の向上を図るのが目的。
各部隊は、一連の厳しい状況を克服し、実戦的・実際的な場で戦いに勝つための練度を向上させた。特に今回は、障害処理時の直射火力と砲迫火力による援護態勢の確立、間隔射撃による攻撃前進、偵察部隊からの情報や偵察隊員、第1線小隊長による実砲弾の観測を基にした弾着誘導を実施。情報と火力の連携を図ることで火力を組織化し、その戦闘結果を基に状況に応じた部隊運用を行った。各部隊は総合戦闘力を最大限に発揮し、任務を完遂した。
7師団は「最強の部隊となるべく、今後の自衛隊活動や訓練に取り組んでいく」としている。
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陸上自衛隊 第7師団
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