神町駐20普連(連隊長・梶1陸佐)は、8月6日から8日の間、山形県庄内地方の局地的な大雨による被災地に隊員約40人を災派出動させた。

 6日午前12時24分、知事が6師団長に給水支援や給食支援に係る災害派遣を要請。20普連は酒田市や最上地域の役所や役場などに連絡要員や偵察部隊を派遣した。その後、隊員35人が戸沢村に向け出発し、到着後、保健センターで給水支援を実施した。

 7日午前4時、給食支援組が炊事車で調理を開始。100食分の五目ご飯や豚汁など温かい食事を公民館に避難していた26世帯の41人に提供した。

8 8日、知事が20普連の活動地域を訪れると、梶連隊長が自衛隊の活動状況を分かり易く説明した。午後6時にライフラインが回復したことで、撤収要請があり、20普連は活動を終了させた。今回の派遣で隊員は、給水や給食、通信中継などに従事したほか、140食の食事、4800リットルの水を地域住民に提供した。

 4中隊の山崎晃央3陸曹は「出身地の戸沢村で給水や給食支援を行い、微力ながら故郷の復旧に協力することができたと感じています。一日でも早く被災地が元の姿に戻ることを願っています」と話した。


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陸上自衛隊 第20普通科連隊
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