福岡地本(本部長・藤田1陸佐)は7月1日、同日付の予備自衛官補採用者約40人に対する辞令書交付式を行った。

 国歌斉唱、辞令書交付、宣誓の後、藤田本部長は訓示で予備自等制度の成り立ちを説明するとともに、同制度発足以来、予備自衛官らが2度災害派遣に召集されたことを紹介。その上で「予備自らは国にとって貴重な戦力である」と強調した。予備自補は、きびきびとした動作で交付式に臨み、誓いを新たにしていた。

 福岡地本は、「予備自補に教育訓練を通じ自衛隊への理解を深めてもらい、教育訓練修了後、一人でも多く予備自に任用され、もしくは常備自衛官を希望することを期待したい」としている。