道場を鍛え、己を鍛える 隊員総力の秋季演習場整備|第7師団

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弾着地における廃弾回収

防衛日報 2025年12日3日付


 陸自7師団(師団長・武田陸将)は10月27日から11月6日の間、北海道大演習場(島松、恵庭、千歳、東千歳地区)、柏台演習場、静内対空射撃場で、「令和7年度演習場秋季定期整備」を実施した。


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静内対空射撃場の整備

 

 演習場整備では、基本射場、戦車射場などの訓練施設や道路の維持整備に加え、


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弾薬置き場法面垂直化鋼矢板組み上げ

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戦車射場の躍進路整備

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射場内の停弾堤整備

 

 AC-TESC(機械化部隊戦闘訓練評価支援センター方式による訓練)などで現代戦に適合した実戦的な訓練の場を確保するため、視射界を遮る支障木の伐採を約8年ぶりに大規模に実施した。


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支障木の伐採

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支障木の運搬

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演習場内の道沿いの草刈り

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演習場内側溝等の落ち葉除去

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防火帯の草集め


 整備にあたった隊員たちは、それぞれの演習場の使用者としての目線に立って、自らの訓練や使い勝手をイメージしつつ真剣に臨み、安全に任務を完遂した。


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演習場内の溜めます整備

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第1基本射場の整備

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民有地との境界標示整備


 7師団は「自ら整備した『道場』において、『今戦える師団への進化』『新生機甲師団の創造』のため実力を錬磨し、さらなる練度の向上を図る」としている。