陸自7師団(師団長・武田陸将)は10月27日から11月6日の間、北海道大演習場(島松、恵庭、千歳、東千歳地区)、柏台演習場、静内対空射撃場で、「令和7年度演習場秋季定期整備」を実施した。
陸自7師団(師団長・武田陸将)は10月27日から11月6日の間、北海道大演習場(島松、恵庭、千歳、東千歳地区)、柏台演習場、静内対空射撃場で、「令和7年度演習場秋季定期整備」を実施した。
演習場整備では、基本射場、戦車射場などの訓練施設や道路の維持整備に加え、
AC-TESC(機械化部隊戦闘訓練評価支援センター方式による訓練)などで現代戦に適合した実戦的な訓練の場を確保するため、視射界を遮る支障木の伐採を約8年ぶりに大規模に実施した。
整備にあたった隊員たちは、それぞれの演習場の使用者としての目線に立って、自らの訓練や使い勝手をイメージしつつ真剣に臨み、安全に任務を完遂した。
7師団は「自ら整備した『道場』において、『今戦える師団への進化』『新生機甲師団の創造』のため実力を錬磨し、さらなる練度の向上を図る」としている。