「援護を援護する」第122号 自分に合ったペース・リズムを崩さない人になろう

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成功は短距離走ではなく長距離走。

周囲の雑音に惑わされず、

自分に合ったリズムを守る人こそ、

遠回りに見えても最短でゴールに

たどり着ける、今号はそんなお話です。


自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(121回・9/29)は、

失敗を恐れず自らリスクを背負い、

利益を相手に渡す姿勢が信頼を生み

チャンスを呼ぶ。利益ではなく

「リスク-利益=チャンス」

勇気を持ってリスクを引き受けた人に

人生の扉は開きますよ、という話をしました。


成功への道は自分のペースを守ることです。

人に何を言われても崩さないことです。

最も遠くまで最も早く行く秘訣はこれです。

周囲の雑音に惑えば失敗につながります。


マイペースとは「ゆっくり」ではなくて、

「自分に合ったリズムでやる」ことです。

崩さない人が最後に勝ち残るのです。


ある新人社員の話です。

同期は皆、上司に気に入られようと無理をして

残業自慢を競い合っていました。

しかし彼は「自分は朝型なんです」と定時に退社。


周囲から「あいつはやる気がない」と噂されて

いましたが、

朝誰よりも早く出社し効率よく成果を出し

結果的に最初に大きな案件を任されたのです。


雑音に流されると本来の力は出せません。

自分に合ったテンポを大事にする人こそ、

遠回りに見えても実は最短でゴールします。


(了)


援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

持つ