「援護を援護する」第148号 非凡なる平凡人になろう

人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

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成功のカギは、特別な才能や裏ワザではなく「当たり前の

徹底」にあります。平凡過ぎることを非凡にやり抜くことで

信頼を勝ち取った2つの事例から、成功するための極意を

導きます。


自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(147回・3/30)は、天職とは探すもの

ではなく、目の前の仕事に誠実に向き合い続けた結果

人生の終盤に「残るもの」。派手な才能がなくても、

日々の泥臭い調整や細やかな配慮の積み重ねこそが、

あなただけの天職へと繋がりますよ、という話をしました。


「成功するノウハウを教えてほしい」という人が多いです。

でも本当に成功している人のアドバイスはいたってシンプルで

「当たり前のことを徹底することです」的な回答ばかりです。

すると多くの人は拍子抜けした顔をします。

しかしその「当たり前」の精度こそが、ビジネスパーソンの

プロ/アマの境界線なのです。 


某社中堅社員のCさんの事例です。

彼は「期限の厳守」という当たり前を徹底しています。

仮に作業が未完了であっても、絶対に中間報告を欠かさず、

予定の5分前には必ず成果物を提出します。

この積み重ねが「Cさんなら間違いない」という強固な

ブランドを社内に築き、大プロジェクトに抜擢されています。


某社20代のDさんの場合は、「挨拶と相槌」です。

相手の目を見て話を聴き、明確に返事をする。

そんな初歩的な事ですが、彼は徹底しました。

結果、気難しい顧客からも「君は話し甲斐があるな」と

可愛がられて、競合他社が食い込めないような貴重な

情報を引き出すことに成功しています。


特別な「魔法」を求めることをやめましょう。

誰もができることを誰もができないほど真剣に取り組む。

「非凡なる平凡」な人。その先にこそ、想像もつかない

ような大きな成果が待っているのです。

「自分にとっての当たり前」の基準を、今日から一段だけ

上げてみませんか。そこに成功のヒントが隠れています。


(了)


援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

もつ。