「援護を援護する」第146号 一緒に仕事をする仲間を成功させる人になろう

人事採用のプロが教える。国防人のための「使える」キャリアコラム

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「他人が成功すると損をした気分になる。。。」そんな心の

ブレーキを外しませんか?実は最短で成功をつかむ秘訣は

「隣の人を勝たせること」にあります。逆転の発想で自らの

道を拓く、ビジネスの黄金律をご紹介します。


自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に

従事くださり本当にありがとうございます。

心から感謝いたします。


前回(145回・3/16)は、窮地の時こそ当事者

意識から離れ、状況を「他人事」として俯瞰すべき。将棋

の指し手や脚本家のような視点で冷静に自分を観察でき

れば、失態も武器に変えられる。一歩引いた視点こそが、

解決の糸口を掴む最強の武器です、という話をしました。


「先に誰かを勝たせる」ことが、実は成功への近道です。

大きな成功をつかみたいなら、自分が成功するよりも前に、

一緒に仕事をする仲間を成功させてあげましょう。


他の人が成功すると 自分が損をしたような気分になる人も

いますよね。特に身近な人であればあるほど、人間はそう感じ

てしまいがちです。


けれど、他の人が成功したからといって、あなたが損をするわけ

では決してありません。むしろ、一緒に働いている人がまず

成功しないと あなたの大きな成功も望めない、というのが

ビジネスの真理です 


広告代理店のAさんは、コンペのメイン担当をあえて後輩に

任せて自分は資料作成のサポートに徹しました。

後輩は見事に受注し、社内で注目の的になりましたが、その

裏で支えたAさんの評判も 「育成のプロ」として急上昇。

結果としてAさんは、後輩の活躍によって新設チームのリーダー

に抜擢され、自分一人では到底、扱いきれなかった予算を

動かす大きな裁量権を手に入れました。


メーカー勤務のBさんは、自分の部署で開発した効率化の

仕組みを社内ではライバル視されている他部署へ惜しみなく

共有しました。

周囲から 「損をするぞ」と反対されましたが、会社全体の生産

性が劇的に向上したことで社長から高く評価されました。

数ヶ月後、Bさんは全社プロジェクトの統括に指名され、自分

自身のキャリアを一段上のステージへ引き上げることができました。


成功とは、奪い合うパイではなく、みんなで押し上げ合って

広げる舞台のようなものです。誰かを勝たせることは、巡り巡って

自分への最高の投資になります。

あなたの本当の成功は、きっと誰かの喜びの先に待っています。

まずは隣の人を応援することからはじめましょう。


(了)


援護を援護するこのコラムはいつか訪れる

定年後のセカンドキャリアに活かせて、

「使える」再就職・キャリアのポイントを

毎回わかりやすく解説します。

毎週月曜日掲載です。


執筆者:株式会社 求人代表取締役 石塚毅氏

1970年新潟県出身。

前職のリクルートでは年間MVP受賞を

はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC

これまで7000社の採用支援、2万人

以上の個人向けキャリア相談実績あり。

サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を

もつ。