「この仕事で食べていけるだろうか」。
そう考えている限り、キャリアは前に進みません。
実は、成功する人ほど「食べていけないかもしれない」
と覚悟した瞬間から動き出しています。
その逆説的な真実を、具体例とともに解き明かします。
「この仕事で食べていけるだろうか」。
そう考えている限り、キャリアは前に進みません。
実は、成功する人ほど「食べていけないかもしれない」
と覚悟した瞬間から動き出しています。
その逆説的な真実を、具体例とともに解き明かします。
自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
前回(135回・1/5)は、日々成果が
出ていないと感じても、平凡な一日の中には
必ず小さな成功がある。迅速な顧客対応や
部下の声を聴く姿勢など、見過ごされがちな
行動こそが信頼と成長を生む。小さな達成に
気づく力が、次の成果を引き寄せますよ、という
話をしました。
「この仕事で食べていけるだろうか?」
キャリアの岐路に立ったとき、多くの人が
まずこの問いを立てます。
しかし、この問いを出発点にしている限り、
本当の意味での成功には近づきにくい、
という逆説があります。
なぜなら、「食べていけるかどうか」を基準に
選択をすると、過去の実績や安全圏の
延長線上から外れられないからです。
好きな仕事に挑戦したいと言いながら、
どこかで「失敗したら終わりだ」「もう後がない」
と考え続けている状態では、覚悟も行動量も
中途半端になります。
一方で、成果を出す人は発想が違います。
「もうこの道しかない」「うまくいかなければ終わる」
と腹をくくった瞬間から、行動の質が変わるのです。
逃げ道がないからこそ、顧客の声を徹底的に聞き、
工夫し、改善を重ねます。
たとえば、安定した会社員を辞めて独立した
営業コンサルタントのAさんは、当初「独立して
食べていけるか?」が最大の不安でした。
しかし退職後、「もう元の会社員には戻れない」と
覚悟を決めたことで、毎日10社以上に提案を行い
断られた理由をすべて記録し、サービス内容を
磨き続けました。
その結果、半年後には紹介が紹介を呼び、
安定した収益基盤を築くことができました。
皮肉なことに、「食べていけるか」と考え続ける人
ほど行動が鈍り、
「もう食べていけないかもしれない」と腹を決めた人ほど、
結果的に食べていけるようになります。
あなたの成功は、「大丈夫だ」という思い込みの先
ではなく、「もう後がない」と覚悟した、その反対側に
あるのです。
(了)
援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。
毎週月曜日掲載です。
1970年新潟県出身。
前職のリクルートでは年間MVP受賞を
はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC
これまで7000社の採用支援、2万人
以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を
持つ