やる気は氷のように、迷っている間に
静かに溶けていきます。完璧な準備より、
まず一歩。人生の冷蔵庫が開きっぱなし
になっていないか、そっと確かめてください。
今号はそんなお話です。
やる気は氷のように、迷っている間に
静かに溶けていきます。完璧な準備より、
まず一歩。人生の冷蔵庫が開きっぱなし
になっていないか、そっと確かめてください。
今号はそんなお話です。
自衛隊のみなさま、日々国防の仕事に
従事くださり本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
前回(128回・11/21)は、
沈む経験こそ成長の入口。力みを手放す
ことで視野が戻り、本質が見えるようになる。
うまくいかない時ほど水に身を委ねるように
力を抜くことが大切ですよ、という話をしました。
人生は「扉のない冷蔵庫」だとよく言われます。
モタモタしているうちに、やる気という名の氷が
すぐ溶けてしまうからです。
私たちはキッチンの冷蔵庫の扉が開いていると
大騒ぎするのに、人生の冷蔵庫が開けっぱなし
でも案外平気でいます。
ビジネスでも同じです。
「準備が整ってから動こう」と考えるほど、
冷蔵庫の扉は全開になり、氷はどんどん小さくなり
ます。完璧なタイミングなど存在しません。
むしろ中途半端でも、氷が残っているうちに
動き出した人の方が結果を出します。
人生の冷蔵庫の扉が開きっぱなしになって
いないか、ときどき立ち止まって確認してみることが
大切です。
そして「よし、今だ」と思った瞬間、その場で一歩
踏み出す。氷がカチカチに固いうちに行動する。
それだけで、チャンスの鮮度はグッと上がります。
(了)
援護を援護するこのコラムはいつか訪れる
定年後のセカンドキャリアに活かせて、
「使える」再就職・キャリアのポイントを
毎回わかりやすく解説します。
毎週月曜日掲載です。
1970年新潟県出身。
前職のリクルートでは年間MVP受賞を
はじめ表彰多数。人事採用のプロ。AC
これまで7000社の採用支援、2万人
以上の個人向けキャリア相談実績あり。
サイパン島で戦死した陸軍少尉の祖父を