「かく座」した航空機の撤去・収容を演練|空自新田原基地
【宮崎】空自新田原基地5空団(司令・福田空将補)は3月9日、同基地内で場内救難事態対処訓練を実施した。
訓練は「航空機が滑走路でかく座(自力での走行が不可能な状態)した」という想定。飛行場内で救難事態が発生した際、滑走路にかく座した航空機などの障害物があると、ほかの航空機の離着陸ができなくなる。このため、隊員たちは訓練指揮官を中心とした厳格な安全管理のもと、20トンにも及ぶ機体の吊り上げ、速やかな撤去、収容作業を演練した。
5空団は「西の空の守りを担う我々は、どのような状況に陥っても、常に迅速に航空機を運用できる状態に復旧させ、あらゆる任務に対応できるよう訓練を実施していく」としている。...