海上保安庁 - 防衛日報デジタル｜自衛隊総合情報メディア

瀬口長官防衛省・自衛隊と緊密な連携確保を｜海上保安庁

海上保安庁の瀬口良夫長官は7月17日、就任後初めての定例会見に臨み、自衛隊と海上保安庁の連携に言及し「連携の深化など必要な取り組みを推進していく」と訴えた。瀬口長官は自衛隊と海保との連携について、「海賊対処や災害派遣でも連携してきた。今後も各種訓練を行うなど、防衛省・自衛隊と緊密な連携を確保していく」と説明した。こうした中、昨年、有事の際に防衛大臣が海保を統制下に置く手順などを定めた「統制要領」が策定された。統制要領については「昨年は武力攻撃事態を想定した共同実動訓練も実施した」と話した。その上で「海保と自衛隊のそれぞれの役割分担の下、一層の連携強化を図ることは極めて重要である」と...

編集部 @ dailydefense

海上保安庁

海上保安庁長官に瀬口氏が就任「わが国の領海守り抜く」と決意表明｜海上保安庁

海上保安庁は7月1日、新旧長官の交代式を開いた。同日付で、次長の瀬口良夫氏（60）が新長官に就任した。前長官は国土交通省（旧運輸省）出身の石井昌平氏（59）で、今回は2年ぶりに現場経験者が長官となった。安保3文書の策定を踏まえ、法執行機関である海保と自衛隊との連携が強化される中、瀬口新長官の手腕が期待される。 2年ぶりに現場経験者が就任

編集部 @ dailydefense

海上保安庁統制要領

【海難救助のスペシャリスト・特殊救難隊②】山口和己副隊長「多くの人を助けたい」と海難救助の最前線へ

東京・羽田に拠点を置く海上保安庁の特殊救難隊（特救隊）は、海難事故が発生すれば、人命救助のために全国各地へ飛び立つ。海上保安庁の中でも38人しかいない海難救助のスペシャリストだ。さまざまな現場を経験した特救隊の副隊長を務める山口和己（30）は「多くの人を助けたい」との思いで、救助の最前線に赴く。高いレベルで人命救助に携わりたい

編集部 @ dailydefense

海上保安庁特殊救難隊

【海難救助のスペシャリスト・特殊救難隊①】「絶対に助ける」との思いで現場へ

自衛隊とともに海難救助に当たることもある海上保安庁。火災を起こした危険物積載船に取り残された人の救助や、荒天下での座礁船に取り残された人を救助する海難救助のスペシャリストが海保に存在する。それが特殊救難隊（特救隊）だ。東京・羽田空港内に拠点を構え、24時間体制で日本全国をカバーする。昨年9月には創設以来の累計救助人数が3000人を突破した。特救隊員は海難事故があればいつでも荒れ狂う海の中へ飛び込んでいく。そんな危険な現場へ彼らをかき立てるのは「絶対に助ける」との熱い思いだ。選ばれし精鋭38人

編集部 @ dailydefense

海上保安庁特殊救難隊

海賊対処活動を終えた海上保安官8人長官に無事の帰国｜海上保安庁

ソマリア沖アデン湾での約4カ月間の海賊対処活動を終えた海上保安官8人が15日、石井昌平長官に無事の帰国を伝えた。海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」（外川久人艦長）に乗船し、現地では民間船舶を3回護衛するなどの任務に従事した。派遣期間中には緊迫した状況も

編集部 @ dailydefense

海上保安庁海賊対処護衛艦「あけぼの」

自衛隊も運用する汎用ヘリ「スーパーピューマ」海保が3機発注｜アバス・ヘリコプターズ

仏エアバス・ヘリコプターズは11日、海上保安庁から汎用ヘリコプター「H225 スーパーピューマ」を3機追加受注したと発表した。領海警備や災害対応など多様な任務で運用される。自衛隊なども運用しており、多くの同型機が日本の空を飛行している。最新のインターフェースなど搭載

編集部 @ dailydefense

海上保安庁エアバス・ヘリコプターズ

巡視艇「ゆめかぜ」が東京保安本部に配備海難事故などに対応｜海上保安庁

海上保安庁は2月29日、墨田川造船（東京都江東区）で、巡視艇「ゆめかぜ（CL206）」の引き渡し式を開いた。配備先は東京海上保安部（第三管区）で、海上犯罪の取り締まりや海難事故などにも対応する。

編集部 @ dailydefense

海上保安庁ゆめかぜ

公葬で海保機５人の死を悼む能登半島地震の任務中に羽田空港で事故｜海上保安庁

羽田空港で1月、海上保安庁と日本航空の航空機が衝突した事故で、第3管区海上保安本部は2日、東京都内で死亡した職員5人の公葬を開いた。亡くなった職員の中に元航空自衛官も含まれている。公葬には遺族や海保職員ら約300人が参列し、故人を悼んだ。海保機は能登半島地震の被災地へ支援物資を輸送する任務の途中で事故に遭った。

編集部 @ dailydefense

海上保安庁能登半島地震羽田航空事故

大型巡視船「はてるま」が海上保安庁へ引き渡し尖閣諸島の領海警備などが任務

石垣海上保安部（沖縄県石垣市）に配備される巡視船「はてるま」（PL94）の海上保安庁への引き渡し式が22日、三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場（岡山県玉野市）で行われた。日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しくなる中、尖閣諸島周辺などの領海警備にあたる。

編集部 @ dailydefense

海上保安庁巡視船はてるま

【能登半島地震】能登半島東沖の海底谷地震の影響で斜面が大規模に崩壊｜海上保安庁

海上保安庁は22日、能登半島東沖の海底谷の斜面が大規模に崩壊していたと発表した。能登半島地震の影響とみられ、最も大きく崩壊して箇所では最大で約50センチ深くなっていた。今月2～8日の間に海保の測量船「拓洋」が海底調査を実施した。

編集部 @ dailydefense

海上保安庁能登半島地震

中国を念頭に東シナ海の防衛強化海自の無人偵察機を鹿屋基地で試験運用海保は拠点を福岡へ

政府は東シナ海の警戒監視態勢を強化する。防衛省は海上自衛隊八戸航空基地（青森県八戸市）を拠点に試験運用している無人偵察機「シーガーディアン」について、4月以降から海自鹿屋航空基地（鹿児島県鹿屋市）を拠点に、東シナ海の警戒監視を試験的に実施する。海上保安庁も同型機の拠点を令和7年度に福岡県に移す。同海域では中国が独自に「東シナ防衛識別区」などを設定し、同国海軍の艦艇の動きが活発化しているほか、尖閣諸島周辺（沖縄県石垣市）でも中国海警局の船舶が領海侵入を繰り返している。こうした中で、同両機関ともに同海域での態勢強化を図る。

編集部 @ dailydefense

海上自衛隊海上保安庁シーガーディアン

【能登半島地震】海保が海底調査海底が最大で3メートル隆起

海上保安庁は1月8日から18日かけて、能登半島地震を受けた海底地形調査を実施した。石川県輪島市上大沢町から北西に約1キロ沖の海底が最大3メートル程度隆起しているのを確認した。9日の地震調委員会に調査結果を報告した。

編集部 @ dailydefense

海上保安庁能登半島地震海底調査

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