大分で射撃訓練 岩手から2000キロ長距離機動|岩手駐屯地
岩手駐東北方面特科連隊(連隊長・香川1陸佐)は11月1日から18日の間、連隊本部と2大隊を基幹として「第2回野戦特科部隊等の機動・展開射撃訓練」を実施した。
訓練は、岩手県から鹿児島県までの約2000キロを超える長距離機動訓練、鹿児島県の生地を活用した現地偵察訓練、大分県日出生台演習場での実弾射撃訓練からなり、約200人、車両約70両、火砲約10門が参加した。
長距離機動訓練は、東北補給処反町弾薬支処での弾薬受領協同訓練から始まった。日出生台で使用する数百発の特科弾薬を、有事を想定して夜間に受領し、引き続きその弾薬を携行して戦略機動に移行した。
現地偵察訓練では、東北出身の隊員の多くが初...