北千歳駐曹友会千歳タイガースがサヨナラ勝ち

 <北海道>北千歳駐曹友会(会長・辰宮准陸尉)はこのほど、千歳市内の球場で4年ぶりに「第28回北千歳駐屯地曹友会長杯少年野球大会」を開催した。

 大会は、青少年の育成、地域市民との親睦・交流を目的として、千歳市の少年野球9チーム約150人が参加した。

画像: 選手宣誓

選手宣誓

 開会式では、前大会優勝の千歳タイガースによる優勝旗返還、元気いっぱいの選手宣誓が行われ、各試合では子供たちのファイトあふれるプレーを目の前にして、監督、父兄たちは応援に熱が入っていた。

画像: 優勝した千歳タイガース

優勝した千歳タイガース

 決勝戦は千歳タイガース対千歳桜木メッツで行われ、逆転サヨナラ勝ちで、千歳タイガースが優勝した。


◆関連リンク
北千歳駐屯地
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<編集部より>

 〇〇杯争奪大会となれば、本来はこの〇〇が重要です。大横綱の名前を冠にした「白鵬杯」というちびっ子相撲もあります。「一目会ってみたい」というほどの親方本人が出席する白鵬杯とは違うかもしれませんが、自衛隊関係で冠を持つ大会は、自衛隊という名前が子供たちの知るところとなるばかりか、PRとしても欠かせないものです。 

 本日2面で紹介する北千歳駐屯地曹友会が開催した少年野球大会は、子供たちが日頃の練習の成果を発揮し、目標とする舞台を提供していることでも大きな価値があると思い、積極的に採用してみました。翻って、かつて野球少年だった自分の場合、大会が少なく、ましてや◎◎杯などというものはまったくありませんでした。まさに、子供たちの夢へ向かう「手助け」としての活動といえるのではないでしょうか。それぞれに事情はありますが、広報活動や訓練などで忙しい中、ひと時のこうしたスポーツの活動が全国に広がることを切に願います。もちろん、自衛隊の存在を知った子供たちの将来に影響を与えることができれば、それはこの上ない喜びとなるわけですから。

 2面ほかでは、船岡駐屯地がモンゴル軍の工兵の施設向上のため、現地で「能力構築支援」活動を実施した報告、地域と一体となった清掃ボランティアに励む隊員たちの姿も併せて紹介しています。

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→防衛日報6月2日付PDF


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