卒業生がGW休暇に母校訪問
成長した姿…恩師ら目を細め

 ゴールデンウイーク期間の休暇を利用し、母校訪問を実施した自衛官たち。期間中のわずかある平日、恩師らと面会したり、在籍していた部活動に足を運び、あいさつをするなど自衛隊のPRに努めた。立派に成長した教え子の姿に恩師らが目を細める姿も。栃木、鹿児島両地本からの報告を紹介する。

鹿児島地本の報告はPDFでお楽しみください。

→防衛日報5月19日付PDF

県内2高校の帰郷広報支援|栃木地本小山所

 栃木地本小山地域事務所(所長・宅原2陸尉)は5月1日、2つの高校で実施した自衛官の帰郷広報を支援した。

 今回、帰郷広報を実施したのは、令和4年3月に空自熊谷基地に自衛官候補生で入隊した石井諒晴(りょうせい)1空士。現在、那覇基地で勤務をしており、春季休暇を利用し、母校である佐野清澄高校を訪問した。

 石井1士は1、2年生時の担任と体育の教諭と面会し、「自衛隊に入隊してとても楽しく生活を送っており、自転車を買っていろいろなところに観光に行っています」とうれしそうに話していた。

 石井1士は、学校訪問後「成長した自分の姿を見てもらえた。先生たちに喜んでもらえてとても良かった」と話していた。

佐野清澄高校

 もう一つの帰郷広報は、今年3月に宇都宮駐に教育入隊した大久保自候生。現在、自候生課程に教育入隊中で、春季休暇に伴い母校の小山北桜高校に母校訪問を実施した。

 大久保自候生は教頭、学年主任、進路指導、学科の教諭らと会って訓練や自衛隊での生活などを説明。「教育隊では時間がなくてとても大変だ」と話すなど、成長した大久保自候生の姿を見た教諭らはとても喜んでいた。

 学校訪問後、大久保自候生は「母校訪問ができてとてもうれしい」と話していたのが印象的だった。

 小山所は「今後も入隊後の隊員と連携を密にし、隊員、学校との信頼関係、協力関係を強化し、募集基盤の拡充に邁進(まいしん)していく」としている。

画像1: 小山北桜高校

小山北桜高校

小山北桜高校


◆関連リンク
自衛隊栃木地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/tochigi/


 地本の募集広報活動で大きな‶助っ人〟となるのは、「あそこの息子さん、娘さんが自衛隊に関心があるようだよ」など地域のありがたい情報を寄せてくれる「募集相談員」、もう一つが「リクルータの母校訪問」です。1面では栃木地本小山地域事務所がGW休暇を利用して帰郷した卒業生に一役買ってもらった様子を掲載しました。 

 母校訪問といえば、個人的には在校時と何が一番変わったのかといえば、やはり制服姿ではないでしょうか。見た目の凛々(りり)しさこそ一瞬で自衛隊員らしさを表してくれるからです。同じ日、2つの高校を訪れたリクルータたちの姿、目を細める恩師や後輩たちの笑顔とともに、その活躍ぶりを写真とともにご覧ください。

 もう一つは長崎地本島原地域事務所が「東日本・熊本震災復興イベント」に参加した報告も紹介しています。雲仙普賢岳噴火災害を経験している場所からの発信で、「忘れてはいけない」という防災への当たり前の心構えを改めて意識してもらえたら、と思い、掲載しました。最近では能登半島地震などもあります。いつでも、どこでも起きる「地震列島」にいるからこそ、こうした自衛隊の啓発行動は重要と思います。

続きはPDFにて防衛日報をご覧ください。

→防衛日報5月19日付PDF


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