岩見沢駐12施設群302坑道中隊

 <北海道>岩見沢駐12施設群(群長・山下1陸佐)は3月17日、同駐体育館で令和4年度「群銃剣道競技会」を実施した。

画像: 選手宣誓

選手宣誓

 競技会は、10即応機動連隊、滝川駐業務隊から4人の審判要員の支援を受け、各中隊対抗の総当たり戦とし、各中隊長計画による選抜された選手の試合により勝敗を決定した。

画像1: 試合の様子

試合の様子

 各中隊は検閲、訓練、行事などで多忙な隊務の中、短い錬成期間にもかかわらず零細時間を活用し、ベテランから初心者まで幅広く錬成に打ち込み、「優勝」を目指してその成果を遺憾なく発揮した。

画像2: 試合の様子

試合の様子

 どの試合も熱戦を繰り広げたが、見事、302坑道中隊が令和2年度に引き続き優勝を勝ち取り、400施設中隊が準優勝となった。

画像3: 試合の様子

試合の様子

 閉会式で統裁官は「各中隊の自ら持てる技術、気迫の全てを発揮して闘う姿を見て、統裁官として要望した『執念を持って死力を尽くせ』を達成してくれたことに心強く感じている」と述べ、競技会を締めくくった。

画像: 表彰式

表彰式

 12施設群は「競技会を通じて、各中隊の錬成成果を確認するとともに、団結の強化、士気の高揚を図ることができた」としている。

画像: 支援をいただいた審判

支援をいただいた審判

画像: 優勝:第302坑道中隊

優勝:第302坑道中隊

<編集部より>

  銃剣道は近接戦闘能力の向上につながるなど、自衛隊と密接な関係があり、毎年、全国の駐屯地などでは競技会が実施されています。2面では、岩見沢駐屯地12施設群が実施した競技会で令和2年度に続いて優勝した岩見沢駐屯地302坑道中隊を中心に取り上げ、併せて福島駐屯地44普連実施の競技会の2つを並べて紹介しています。福島駐屯地の記事では、優勝した中隊がトップの中隊長を胴上げしている写真も掲載しています。

 自衛隊に限らず、ではありますが、競技会といえば応援。競技会などでは、できるだけ部隊の仲間たちの熱~い応援風景もできるだけ紹介するようにしています。出場した選手たちの気迫や闘う姿もさることながら、そこには組織力、チーム力を前面に出す自衛隊ならではの「団結の強化」「士気の高揚」というキーワードが必ず報告に含まれているからです。このキーワードこそが自衛隊を表現する上で最も適した言葉のように思います。

続きはPDFにて防衛日報をご覧ください。

→防衛日報4月19日付PDF


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