【2023年3月31日(金)1面】 防衛省は3月27日、北朝鮮が同日午前7時台に北朝鮮西岸付近から2発の弾道ミサイルを北東方向に向けて発射したと発表した。

 落下したのはいずれも朝鮮半島東岸付近の日本の排他的経済水域(EEZ)外であると推定され、変則軌道で飛翔(しょう)した可能性があるという。

 発表によると、1発目のミサイルは午前7時47分ごろ発射し、最高高度約50キロ程度で、約350キロ程度飛翔。2発目は同7時57分ごろ発射し、最高高度約50キロ程度で、約350キロ程度飛翔した。

 政府から付近を航行する航空機や船舶への情報提供を行ったところ、被害報告などの情報は確認されていない。

 岸田文雄首相にはただちに報告。政府は、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」で関係省庁からの情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議を行った。


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