【2023年3月31日(金)1面】 総合的な防衛装備品見本市「DSEI JAPAN2023」が3月15日から17日まで、千葉市の幕張メッセで開かれた。

 「DSEI」は英国で2001年から2年に1度開かれる世界最大級の見本市。アジアでの市場開拓を狙い、令和元年から日本で開催されており、今回が2回目。

次期戦闘機の紹介も

 主催者によると、令和元年の約80社を上回る60カ国から約250社が参加。日本からは三菱重工業や川崎重工業などの国内防衛産業大手のほか、防衛装備庁も出展し、装備品の海外輸出に向けて技術力の高さをアピールした。

 各企業のブースにはミサイルの模型や、ドローン関連の精密機械などが展示されていた。日本が英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機を紹介するブースも設けられた。プロジェクトは「グローバル戦闘航空プログラム」と呼ばれ、令和17年の配備を目指している。多くの企業や各国の軍関係者が訪れ、興味深そうに説明を受けていた。


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