【2022年12月21日(水)2面】 <北海道>名寄駐3即応機動連隊(連隊長・山﨑1陸佐)拳法訓練隊は11月26日、千歳市開基記念総合武道場で行われた「2022日本拳法全道団体選手権大会」に出場し、名寄3即機連Aチームが19年度以来3年ぶりの優勝を果たした。昨年度第3位の雪辱を果たすため、日々錬成を重ね、チーム一丸となって臨んだ末の栄冠だった。

 大会は、全道から17チーム、約120人が出場。予選リーグ戦を勝ち上がった8チームによる決勝トーナメント戦が行われた。

 名寄3即機連Aチームは、伊藤3陸曹、前2陸曹、新見3陸曹、大野陸士長、山田陸士長の5人が出場。予選の3試合を全て勝利し、危なげなく決勝トーナメントに進出した。

 決勝トーナメント準々決勝は、11普連Bを4勝1分け、続く準決勝では25普連Aに3勝2敗の僅差で制し、優勝に王手を掛けた。

 決勝戦は、前年度優勝チームの11普連Aと対戦。先鋒の伊藤3曹が胴突き、続く次鋒の新見3曹は抑え面突きを決め、中堅で1敗するも副将の前2曹が面突きを決めて3勝1敗1分けで勝利し、優勝を成し遂げた。

錬成重ね 一丸で前年3位の雪辱果たす

 監督の長濱2陸曹は、「各試合で先鋒と次鋒が勝利し、試合の主導権を握ることができた」と勝因を語った。また、大会最優秀選手に選ばれた伊藤3曹は、「昨年度の大会で得た教訓を生かし、良好なコンディションで大会に臨めた」と大会を振り返った。

 訓練隊は、次なる目標である来年3月に行われる予定の全自衛隊拳法選手権大会に向け、日々訓練に励んでいる。

バイアスロン、銃剣道に続く快挙

 2即機連は、今年3月にバイアスロン訓練隊が「第93回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技(一般銃の部)」で優勝(当時3普連)、8月に銃剣道訓練隊が「第53回全日本青年銃剣道大会青年第2部(23歳以下)」で優勝、そして今回の全道団体選手権大会の優勝と、各訓練隊が大きな成果を収めた1年となった。

 3即機連は「引き続き日々訓練に励み、第3即応機動連隊の名を全国にとどろかすべく、邁進(まいしん)していく」としている。

画像1: バイアスロン、銃剣道に続く快挙
画像2: バイアスロン、銃剣道に続く快挙
画像3: バイアスロン、銃剣道に続く快挙

◆関連リンク
陸上自衛隊 名寄駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/nayoro/index/index.html


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