画像: 幹部自衛官を目指して-採用試験、説明会

緊張感と、真剣なまなざしと
防衛医科大学校医学科学生採用1次試験|熊本地本

 【2022年11月11日(金)1面】 熊本地本(本部長・橋本1陸佐)は10月22日、令和4年度「防衛医科大学校医学科学生採用1次試験」を実施し、医師である幹部自衛官を目指す志願者75人が試験に臨んだ。

 試験会場では、採用試験ならではの緊張感と受験生の真剣なまなざしが印象的で、将来、自衛隊の衛生運用、医療を担っていく受験生たちの意気込みを強く感じた。

 近年、国際平和協力活動や災害派遣を含む各種事態への対応など自衛隊の任務の増大に伴い、医官の活動もますます多様化かつ広域化している。

 防医大医学科を卒業した医官は、自衛隊の各組織に赴任して、医療・衛生活動に従事するとともに、その活躍の場は日本のみならず、広く国際的な舞台に向けられ、彼らに寄せられる期待も大きくなっている。

 熊本地本は「この熊本の地から『医師である幹部自衛官』が一人でも多く誕生し、採用されることを切に願っている。各関係協力団体、地域の協力の下、これからも地域と一体となった募集広報活動を行い、自衛隊の人的基盤の強化に部員一同努めていく」としている。

※橋本本部長の「橋」は、正しくは旧字となります。


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自衛隊 熊本地方協力本部
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失敗恐れず、迷い・不安を払拭
一般幹候生最終合格者説明会|愛知地本

 【2022年11月11日(金)1面】 愛知地本(本部長・下本1陸佐)は10月2日、守山駐で「一般幹部候補生最終合格者説明会」を開催した。説明会では、リクルータ(一般大学卒業生)4人による陸海空自別での説明・懇談、募集課長による講話を行った。

 参加者は、愛知県内の幹候生最終合格者34人(現職者を除く)のうち男女計12人が参加した。

画像: リクルータを囲んで懇談する参加者

リクルータを囲んで懇談する参加者

 各リクルータからは、職種・職域の紹介、部隊勤務歴、幹部自衛官としての恒常業務の一例、魅力などさまざまな視点からの説明が行われた。その後の懇談では、参加者から、幹候生学校の教育内容や着校までの準備事項、課業外の行動、居住に関する事項、教育内容など多くの質問があった。

 その中で、幹候生学校での失敗談を聞かれた際、「入校中に失敗しない人はいないので、失敗を恐れることなく各課目に挑戦すべき」とのリクルータからの助言に、参加者は一同納得した様子だった。

 参加者の中には、幹候生学校への入校、幹部自衛官としての就職に当初迷いがある者もいたが、説明会により、幹部自衛官の魅力について理解を深めるとともに、入校にあたっての不安や疑問を払拭(ふっしょく)できた様子で、説明会終了時には、「幹候生学校への入校に意志が固まりました」との声を聞くことができた。

 愛知地本は「今後も各種説明会を積極的に実施し、募集対象者、保護者の入隊・入校に対する疑問・不安を解消し、入隊・入校意欲の向上を図り、より多くの応諾者の獲得につなげ、引き続き、募集目標達成に向け邁進(まいしん)する」としている。


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