【2022年10月20日(木)2面】 「周年記念」の行事は、部隊の決意を新たにする場。そして団結心を高め、地域には自衛隊に対するさらなる理解を求める場でもある。一方では、数々の訓練を行ってきた「錬磨の道場」も記念の日を迎えた。コロナ禍による中止を乗り越え、新たな節目となった部隊の報告を紹介する。

「錬磨の道場」も 修養道場記念碑建立52周年|神町駐屯地

 神町駐20普連(連隊長・荒木1陸佐)は9月9日、大高根演習場(村山市)で大高根青年修養道場記念碑建立52周年記念「大高根青年修養道場祭」に協力した。

 「錬磨の道場」として数々の訓練を行ってきた大高根演習場は、大正9年から先の大戦の終戦まで、主として満州開拓者を育成する県立自治講習所の実習農場(大高根農場)だった。その役割は、農業条件が厳しい高冷地での可能性の実証であり、農業技術の普及と食糧増産を図るため設立され、併せて精神修養を深めようと、志の高い農業青年たちが集い、大高根青年修養道場が併設された跡地。

 当日は、髙木酒造代表取締役社長の髙木顕統氏、取締役の髙木紀子、髙木若菜両氏、監査役の村川柴乃氏、製造部の葉山啓一氏、「石駒」取締役会長の松田勝彦氏、元県議会議員の木村莞爾氏、米沢在住の後藤理紀磨氏夫妻らが臨席。連隊からは副連隊長の向田2陸佐が参列し、参拝を行った。

 参拝後、木村莞爾氏からあいさつがあり、大高根青年修養道場にまつわる経緯などを拝聴。改めて大高根演習場の歴史と伝統、重要性を認識した。

画像: 記念碑を前に記念写真を撮影

記念碑を前に記念写真を撮影


◆関連リンク
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html

陸上自衛隊 第20普通科連隊
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