【2022年6月15日(水)2面】 統合幕僚監部は6月8日、ロシア軍機とみられる軍用機4機が同7日夜、日本海から北海道の西方に向けて飛行しているのを自衛隊が確認したと発表した。領空侵犯はなかった。

 4機は日本の領空に向けて直進するように飛行し、このうち2機は反転して北海道の西の上空で旋回し、残りの2機がサハリンに向けて北上したという。防衛省は、領空に向けて直進するなど、「特異な行動」として、飛行の目的を分析するとともに、警戒と監視を続けている。

 日本が6月7日に発表した北大西洋条約機構(NATO)と連携を強める動きに反発した可能性がある。


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防衛省 統合幕僚監部
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