【2022年6月15日(水)2面】 <北海道>名寄駐(司令・山﨑1陸佐)は5月21日、名寄市民文化センターエンレイホールで「新たな時代への道しるべ」をテーマに「陸上自衛隊名寄駐屯地第34回定期演奏会春のコンサート」を開催した。演奏会には、名寄駐音楽隊(隊長・田中1陸曹)をはじめ、2音楽隊(旭川駐)、遠軽自衛隊音楽隊(遠軽駐)、留萌駐音楽隊(同駐)から計32人のほか、名寄駐業務隊長の兼利2陸佐が参加。同駐朔北太鼓からも11人が参加し、日頃の練成成果を披露した。

 プログラムは、全2部。第1部のオープニングステージでは、明るく軽快なコンサート・マーチ「光と風の通り道」の演奏から始まり、つづく朔北太鼓ステージでは、極地に挑む人々の勇ましさをイメージした「いぶき」ほか全3曲が披露され、和太鼓の力強く逞(たくま)い演奏が会場全体に響き渡った。

 第2部では、聴きなじみのある昭和50年代の名曲メドレーの演奏に引き続き、サイレント映画時代の名優、チャールズ・チャプリンに扮(ふん)した音楽隊員の佐藤3陸曹による寸劇と演奏とのコラボレーションで会場は明るい笑いに包まれた。

 フィナーレでは、合唱曲として編曲されたEXILEの「道」を演奏者と合唱者(サックスパート=渡辺陸士長、クラリネットパート=中原3陸曹)が心を一つにして披露。大切な人を思う気持ちを表現した。

 全てのプログラムを終え、名寄駐音楽隊長は「駐屯地音楽隊は、今後も地域住民と自衛隊の絆をより一層深められるような演奏を続けていきます。これからも応援をよろしくお願いいたします」と感謝の言葉を述べた。

 最後に名寄駐音楽隊は、聴衆のアンコールに応え、東京スカパラダイスオーケストラの「風のプロフィール」を演奏。心地よい雰囲気の中、演奏会は幕を閉じた。

画像: 演奏の指揮をとる駐屯地音楽隊長

演奏の指揮をとる駐屯地音楽隊長

画像: トランペットを吹く音楽隊員達

トランペットを吹く音楽隊員達

画像: クラリネットを吹く女性隊員達

クラリネットを吹く女性隊員達

画像: 力強く和太鼓を叩く隊員達

力強く和太鼓を叩く隊員達

画像: 真剣な眼差しで和太鼓を叩く隊員

真剣な眼差しで和太鼓を叩く隊員

画像: バチを力強く振り上げる駐屯地朔北太鼓

バチを力強く振り上げる駐屯地朔北太鼓

画像: チャップリンに仮装した隊員による寸劇

チャップリンに仮装した隊員による寸劇

画像: フルートで参加した駐屯地業務隊長(兼利純作2佐)

フルートで参加した駐屯地業務隊長(兼利純作2佐)

画像: 演奏に合わせ熱唱する女性隊員

演奏に合わせ熱唱する女性隊員


◆関連リンク
陸上自衛隊 名寄駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/nayoro/index/index.html



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