ラジオ番組に夫婦で出演

 【2022年6月15日(水)1面】 静岡地本(本部長・武田1空佐)は5月26日、エフエムしみず(静岡市)でラジオ番組「自衛TIMES★静岡」の収録を行い、募集課の中島友治陸曹長と妻の加洋子さんが出演した。番組には、毎回自衛隊で勤務する隊員が出演し、仕事内容やイベント情報の発信を行っている。今回は、中島曹長の「自衛官の夫を持つ妻のリアルな声を届けたい」という提案で、夫婦での出演が実現した。

 10年の交際期間を経て、今年結婚20年目という中島夫妻。23歳の時、一般企業から自衛官に転職した中島曹長に、加洋子さんは最初驚いたという。

 「ご主人が自衛官になって、変わったところはありますか」というパーソナリティーの質問に、加洋子さんが「以前はお世辞にもきれいとは言えない部屋でしたが、自衛官になってから細かいところが目に付くらしく、きれい好きになりました」と答えると、中島曹長が「教育でしっかり教えられるので」と笑った。

 自衛官の妻になって感じたことを聞かれると、「平成18年に主人がイラク復興支援に参加し、半年以上一緒に暮らせない時期もありましたが、サポートの方が家に来てビデオ通話をつなげてくださり、安心できました。また、災害などがなく、平和であれば週末は普通に休め、長期休暇も長く取れるので安定した国家公務員で良かったと思います」と話した。

 中島曹長も「自衛官になってから全国のいろいろなところに行き、多くを学びました。今の自分で満足できず、少しでも自分を変えたいと思う方は、一度説明を聞いてみてください」と、同じような志を持つ若者にエールを送った。

 静岡地本は「今後もさまざまなメディアを通じて自衛官という仕事の魅力を発信していく」としている。

画像: 自衛官の夫を持つ妻「リアルな声」を届けたい|静岡地本

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自衛隊 静岡地方協力本部
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