説明会、講話、職場体験などで自衛隊の魅力アピール

救命で「身近な物が役に立つ」京都地本

 京都地本京都地区隊(隊長・後藤3陸佐)は5月19日、京都市伏見区の府立東稜高校で2年生33人に対し、防災講話と衛生技術の実技講習を実施した。講話は、同校のキャリアコース(ライフマネジメント=公務員として地域に貢献する人材を育成するコース)に対して実施したもので、5年連続5回目。

 授業の前半は、後藤隊長が自衛隊の任務や職種、活動などについて紹介。特に東日本大震災での人命救助活動映像を上映すると、生徒は真剣なまなざしで視聴。自衛隊の役割、仕事内容などについて理解を深めた様子だった。

 後半は、「身近なものを利用した救命活動」と題し、止血法・骨折時の処置・搬送法の実技講習を実施した。身近に起きる事故などにも対処できるということもあり、終始熱心に取り組んでいた。

 参加した生徒からは、「自衛隊の活動の概要がわかった」「災害に携わる自衛官の生の声が聞けてよかった」「身の回りの物を利用してけがをした時に役立てたい」など多くの感想が寄せられた。

 京都地本は「防災講話を通じ、生徒の皆さんに災害現場での自衛隊の活動、日頃の備えについて伝えることができた。これからも継続し、一人でも多くの人に自衛隊を理解してもらいたい」としている。 

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いざという時の「団体行動の重要性」|山形地本

 山形地本山形募集案内所(所長・橋本3陸佐)は5月10日、山形市立第六中学校の体育館で職場体験学習を実施した。同中での職場体験学習は初めて。

 参加した2年生34人は、真剣な表情で基本動作(基本教練=写真=)、ロープワークを実施。時折笑顔が見られ、実のある、楽しい体験学習となった。

 学習後に行われた質疑応答の時間では、「普段どんな訓練をしていますか」「年収はどれぐらいですか」「自衛隊に入った動機は」など多くの質問があり、自衛隊への関心の高さがうかがえた。体験学習の最後には、「今回の体験が面白かった人は」「勉強になった人は」と聞くと、全員が元気に手を挙げていた。

 担当の教諭からは、「生徒たちが団体行動を意識して動くようになりました。自衛隊に体験学習をお願いして良かったです」との言葉があり、職場体験学習は大成功となった。

 山形所は「今後も担当する地域の学生に自衛隊への理解と興味を深めてもらえるよう、さまざまな募集広報活動を行っていきたい」としている。

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自衛隊には「多彩な職種・職域がある」|神奈川地本

 神奈川地本上大岡募集案内所(所長・荒木3陸佐)は5月6日、横浜市磯子区にある私立横浜学園高校の進路志望分野別校内説明会に参加した。

 説明会には生徒2人のほか、進路担当教諭2人が参加。自衛隊の制度や、さまざまな職種・職域についての説明に耳を傾けていた。

 資料やスライドを見ながらの説明はメージをしやすかったようで、自衛隊についての魅力的な説明には生徒や教諭らも真剣に聞き入っていた。

 説明を聞いた教諭は、「自衛隊のさまざまな仕事内容や職種を知ることができ、いままでのイメージだけではない自衛隊について知る良い機会でした」と今後の説明会開催にも意欲を見せた。

 上大岡所は「今後も学校との連携を深め、多くの生徒や教職員に自衛隊の魅力を伝えていきたい」としている。

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「警察・消防に類似似た仕事がある」鹿児島地本

 鹿児島地本鹿児島募集案内所(所長・迫口1陸尉)はこのほど、東京アカデミー鹿児島校で春採用試験志願者情報を獲得するため、公務員を目指す学生12人に対し、自衛隊の職業について説明会を開催した。同予備校とは日頃から進路担当者を通じて連携を図っており、例年数人の入隊者を獲得している。

 説明会は、自衛隊への理解を深めてもらう絶好の機会であり、自衛隊の役割、陸海空の職種説明、活動内容、将来のキャリアプランなどについて説明した。

 参加した学生は、自衛隊に関する詳しい説明を聞くのはほとんどが初めてで、「今まで知らなかった自衛隊の職種や仕事内容について知ることができ、イメージが変わりました」「経験、体験談などを現役自衛官の方から直接聞くことができて光栄でした」「女性でも活躍できる仕事がたくさんあることに興味を持てました」「警察・消防志望だが、自衛隊にも類似した仕事があることを知り、選択の幅が広がりました」などの声が聞かれた。

 説明会直後には、9人の志願情報を獲得することができた。

 鹿児島所は「引き続き各種予備校、専門学校などの既卒者の獲得により一層尽力し、多くの募集対象者に自衛隊の魅力を広報するとともに、入隊意欲の高い適質人材の獲得に取り組んでいきたい」としている。

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 【2022年6月8日(水)1面】

【1面特集記事】
 【学生を求めて】栃木地本


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