登山者の安全を確保 祈願祭も

 【2022年6月2日(木)2面】 福島駐44普連(連隊長・湯舟1陸佐)は5月15日、二本松市(安達太良連盟)が主催する「安達太良(あだたら)山山開き」を支援した。

 標高1700メートルの安達太良山は、日本百名山の一つとして親しまれ、毎年多くの登山者でにぎわっている。その安全態勢の維持に協力しているのが、隊区を担任する2中隊。

 この日は、中隊長の迫田3陸佐以下23人が3カ所の登山口に分かれ、登山者の救援・救護、通信の連絡態勢を確立するなどの安全態勢の維持に寄与した。

 隊員が見守る中、約3000人の登山者は、美しい花々や新緑と残雪が入り交る景色を楽しみながら、思い思いに山頂を目指した。

 また、山頂での安全祈願祭も3年ぶりに執り行われ、無事に山開き支援を終了した。

 初めて山開き支援に参加した西村陸士長は、「普段から訓練で鍛えている体力や洞察力を生かして登山者が安心して登山を楽しめるように、危険箇所を掌握して注意喚起を実施し、安全を確保して無事に支援することができて良かった」と話していた。

画像: 山頂を目指す登山者を見守る隊員

山頂を目指す登山者を見守る隊員


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