【2022年1月27日(木)1面】 兵庫地本柏原地域事務所(所長・早川1陸尉)は1月17日、丹波県民局総務防災課が主催する「『ひょうご安全の日』地域のつどい」に係る防災訓練を8高射特科群の協力を得て支援した。

 ひょうご安全の日は、平成17年4月1日に施行された「ひょうご防災減災推進条例」に基づき、阪神・淡路大震災(同7年1月17日)の経験と教訓を継承するとともに、いつまでも忘れることなく、安全で安心な社会づくりを期する日として1月17日に定められ、さまざまな事業が実施されている。

 丹波地区では、隔年で丹波市・丹波篠山市の小学校で防災訓練を実施。県民局、各市、震災・学校支援チーム、丹波市防災会、警察署、消防署、自衛隊により各団体がそれぞれ教育・訓練を担任し、小学生に防災・減災を伝えている。

 今回は、全体として小学生約100人を5グループに分け、5つの防災学習に区分された実施場所を順番に回って学習する型式で実施された(1区分20分基準)。

 自衛隊は1つの防災学習を受け持ち、8高射特科群の炊事車、水トレーラの展示説明、災害派遣時の自衛隊活動についてパネル展示と説明を実施した。

 炊事車などの説明では、被災者への炊き出しなど、自衛隊の災害派遣の活動の一部を紹介するとともに、災害が起きれば「温かく、おいしい食事」が普通に食べられないことを強調し、普段の「ありがたさ」を伝えた。

 また、パネル展示により自衛隊の災害派遣活動全般を紹介し、災害の怖さや防災の必要性について伝えた。

 兵庫地本は「引き続きあらゆる方法で積極的に自衛隊の魅力発信に努めていく」としている。

画像: 阪神・淡路大震災から27年 小学生に「防災」伝える|兵庫地本

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自衛隊 兵庫地方協力本部
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