【2022年1月21日(金)1面】 新型コロナウイルスによる感染者の急拡大を受け、ワクチンの3回目接種を進めるため、自衛隊が運営する東京、大阪の大規模接種センターについて、防衛省は1月18日、同省で大規模接種推進本部(本部長・鬼木副大臣)の第2回会議を開き、東京会場を同31日に再開設することを決めた。期間は7月31日まで。大阪会場は民間施設を最有力候補として、2月7日の接種開始へ向け、準備を進める。予約の受け付け開始は、東京が1月28日、大阪が2月4日。

東京会場

 防衛省によると、昨年と同じ千代田区大手町の「大手町合同庁舎3号館」を使用し、1月31日から7月31日まで接種を行う。

 また、1月31日から1日当たり720回の接種を開始し、2月7日から同2160回へ接種能力を拡大する(2月6日は終日、会場を閉鎖して移行作業などを実施)。

 使用するワクチンはモデルナ社製で、18歳以上が接種可能。対象者は、3回目のワクチン接種となる人(1、2回目の人の接種は実施しない)。3回目のワクチン接種券を持ち、2回目の接種から必要な接種間隔が経過している18歳以上であれば、年齢、居住地に関係なく接種できる。

大阪会場

 前回の府立国際会議場(大阪市中央区)が別の予約が入っているなどの状況から再開設が難しいため、同区に所在する民間施設の「堺筋八木ビル」を最有力候補とし、2月7日から7月31日まで接種ができるよう、準備を加速させることにしている。

 また、1日当たり960回の接種能力を確保できる見込みで、モデルナ社製を使用。18歳以上が接種可能。対象者などは東京と同様で、3回目のワクチン接種となる人。

予約の受け付け

 東京会場の予約は1月28日から、大阪会場は2月4日から、予約専用ウェブサイトによる予約とLINEによる予約のほか、電話でも受け付ける予定。予約開始時間やURLなどの詳細については、別途公表するとしている。


◆関連リンク
防衛省・自衛隊
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