【2022年1月12日（水）2面】 空自松島基地（宮城県東松島市）によると、1月5日、今年初めての訓練となる「飛行初め」があり、同基地の4航空団に所属する11飛行隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」も5機が飛び立ち、同県石巻市の金華山付近で訓練を実施したという。
訓練は昨年12月23日以来で、今後、基地周辺での訓練も始める予定。
遠渡飛行隊長に「2021明るい山形MVP賞」
空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の遠渡（えんと）祐樹飛行隊長が「2021明るい山形MVP賞」（山形経済同友会主催）に選ばれ、1月2日、同友会が発表した。2月の同友会例会で表彰される予定。
遠渡祐樹飛行隊長
空自ホームページから
山形経済同友会によると、「明るい山形MVP賞」は昨年の1年間で、最も明るく希望に満ちた話題を提供した個人や団体を顕彰する。同県三川町出身の遠渡隊長は、ブルーインパルスを率いて昨年5月23日に「東北絆まつり山形」開催中の山形市上空で、7月23日には東京五輪、8月24日にパラリンピックのそれぞれ開会式前に東京都心の上空で展示飛行を成功させた。
空自ツイッターより
また、10月23日には庄内空港開港30周年記念と医療従事者の激励のため、地元の庄内上空でも飛行展示を実施。元気・感動を県民に与えたとして、最終的に6候補の中から同友会会員が記名投票し、決定した。
同賞は1989年（平成元）に創設され、今回が33回目。同県出身者や県在住の個人か団体を表彰しており、これまでに世界初の北極海単独徒歩横断に成功した大場満郎氏や、文化勲章を受章した福王寺法林氏らが選ばれている。
