予備自5日間招集訓練に120人 永年勤続表彰も｜函館地本

　函館地本（本部長・久保1海佐）は6月24日から28日の間、函館駐で28普連本部管理中隊が担任する今年度最初となる令和3年度「第1次予備自衛官5日間招集訓練」を支援した。

　訓練は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施が不透明な中、勤務先との出頭調整や家族の理解を得て、約120人の予備自が参加。救急法、体力検定、射撃検定など充実した訓練となった。

　また、6月26日に永年勤続表彰などを実施。本部長から、永年勤続10年以上の隊員1人に対し北部方面総監表彰状の伝達、同5年の隊員3人に対し地本長表彰状の授与、最終任期満了の隊員5人に対して北部方面総監顕彰状の伝達を実施し、長年、国防の任を担ったことに感謝の意を示した。

　さらに、6月27日には、招集訓練で行われた89式5.56ミリ小銃による実弾射撃検定で優秀な成績を収めた6人に対し、函館地方隊友会（笹森時太郎会長）からメダルが贈呈された。

　函館地本は「今後もあらゆる機会を通じ、予備自衛官等制度について広報するとともに、予備自の募集・採用、訓練出頭調整に努めていく」としている。