福島地本会津若松出張所(所長・鈴木1陸尉)は6月3日、国立磐梯青少年交流の家(福島県猪苗代町)で猪苗代青年会議所が実施する「防災リーダー育成大作戦」に協力した。

 猪苗代高校の生徒18人を対象に、東日本大震災から10年が経ち記憶を風化させないよう非常時に取るべき初動や、災害時の知識と対応力を養い、自分で自分を守るための行動(自助)を取ることのできる人材の育成が目的。

 体験実習では、飯盒炊飯とロープを使った結索要領を普及した。飯盒炊飯は初めての生徒が多く、まず飯盒の使い方やお米をとぐところから始め、火加減の調整や炊き上がりのタイミングの計り方を体験させた。

 生徒からは「お米をとぐことが初めてで、楽しかった」「テレビでしか見たことがなかったので、いい体験になった」などの感想が聞かれた。 イベントの最後には「将来は陸自に入ろう」と頼もしい声をあげていた。

 会津若松所は「今後もさまざまな方向から自衛隊の魅力を発信するとともに、イベントに積極的に参加して自衛隊をPRし、理解と信頼につなげていく」としている。

画像: 災害時に行動できる人材に 高校生の防災研修に協力|福島地本

◆関連リンク
自衛隊 福島地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/fukushima/index.html

会津若松出張所
https://www.mod.go.jp/pco/fukushima/officeaizu.html



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