【新潟】高田駐2普連(連隊長・古賀1陸佐)は、第38期部隊レンジャー集合教育を実施中だ。

 教育の前半は、主としていかなる任務にも対応しうる強靭な肉体と不撓不屈の精神力を養うため、体力調整運動(腕立て伏せ、かがみ跳躍、銃を保持した状態での長距離走)、地図判読、ロープワーク、サバイバル技術、小部隊規模での戦術行動など、レンジャー隊員として必要な多岐に渡る技術を習得するための訓練を実施している。

 5月11日から13日にかけては、生地訓練として実際の岩壁で登はん・降下の練成、応用技術として負傷者を背負い下へ搬送する訓練などを実施した。

 また、5月31日には高田駐で体力調整運動3-3(執銃しながらの12キロ走)が行われ、学生一丸となって乗り越えた。

 2普連は「教育はさまざまな状況下を想定した実動訓練に移行し、21人の学生たちはこれまで培った体力・知識・技術すべてを駆使し、課せられた任務を完遂すべくこれに立ち向かう」としている。

画像: 【山地総合】生地を使用した懸垂降下(写真左)及び登はん(写真左)

【山地総合】生地を使用した懸垂降下(写真左)及び登はん(写真左)

画像: 【体力調整運動3-3】掛け声とともに約12キロを走りぬく。距離を増すごとに疲労と銃の重さが隊員たちを苦しめる

【体力調整運動3-3】掛け声とともに約12キロを走りぬく。距離を増すごとに疲労と銃の重さが隊員たちを苦しめる

画像: 【地図判読】コンパスを使用し2人1組で目標へ正確に到着できるか訓練した

【地図判読】コンパスを使用し2人1組で目標へ正確に到着できるか訓練した


◆関連リンク
陸上自衛隊 高田駐屯地
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